後ろの正面だあれ?
たわいない話しをしながらブラブラ歩いていたら、もう目的地に着いた。
がおは、先生と知り合いなので、大丈夫と言いながら、チャイムを押した。
少しすると、中から上品そうな女性が出て来た。
「あら、久しぶりね」
「ご無沙汰してます。」
がおが、挨拶した。
私となおみは初対面なので、
「こんにちは。」
「わざわさお休みに、どうしたの?」
との問い掛けに、
「幸治君に用事がありまして。」
幸治がこの先生の息子の名前。