後ろの正面だあれ?

「そんなん、当たり前やん!」



「良かった〜!そしたら、これあげるから、ちゃんと自分の彼女になってくれる人、捜すんやで!」


なおみは、ポケットからお守りみたいな物を取り出して、彼に手渡した。



「しばらく、持っててな。じゃあね。」


なおみは、言うと玄関へと向かった。


ポカンとしている彼を、その場に残し、挨拶もそこそこに、家を出た。


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