彼×私のdiary


そして、またあの男子を見る。

男子たちの会話を聞いているとどうやらその人の名前は内川竜司っていうらしい。

ガラガラ…

「席座ってください」

内川くんのことを考えていたら、いつの間にか先生が入ってきていた。

「今日は席替えと交流会をします。まず席替えするから、このくじを引いて下さい。」

そう言って先生が出してきたのは、黒い箱。

1人づつ引いていきそれぞれ移動する。

「はい、今日から少しの期間、この席で生活するので班の皆に挨拶しといて下さい。」


私の席は内川くんの隣じゃなかったけど、なんと同じ班だった。

テンションが隠しきれず、思わずニヤけてしまう。

「次に交流会をやします。男女5人づつと自己紹介してください。合計10人の人と自己紹介が終わったら席に着いててね。でわスタート。」



こんなの私にとっては拷問だ。

そんなことを思っていると女の子が話かけてきた。

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