俺様上司は、極上の男!?
時刻は22時半。
普段より少し早く上がれる。
といっても、社内にはもう誰もいないんですけどね。
そう!
誰もいないんだ!二人きりだ!
あんまり課長に近づきすぎちゃいかんぜよ!
資料を返してもらいつつ、じりじり下がる私に課長が一言。
「そんなに警戒してると、本当に襲うぞ」
「おそ……!遠慮します!」
「わかったから、わかりやすく逃げるな。フツーにメシ食いに行く。会議の景気づけに奢ってやる。来い」
来いって……命令ですか?
いや、全然断れますけど。
ここで、「も~課長ったら強引~」とかって流されちゃう系女子ではないんですけど。
でも、フツーにごはんだけなんだよね。
珍しくまっとうなお誘いじゃないの。
課長が私を誘う理由が本能にしたがってるだけっていうのはわかった。
そして、最近は私が嫌がれば、変なことはしてこないっていうのも。
多少冗談めいたいたずらはされるけど、本気で襲うなんてことは、この人に限ってあり得ない。
普段より少し早く上がれる。
といっても、社内にはもう誰もいないんですけどね。
そう!
誰もいないんだ!二人きりだ!
あんまり課長に近づきすぎちゃいかんぜよ!
資料を返してもらいつつ、じりじり下がる私に課長が一言。
「そんなに警戒してると、本当に襲うぞ」
「おそ……!遠慮します!」
「わかったから、わかりやすく逃げるな。フツーにメシ食いに行く。会議の景気づけに奢ってやる。来い」
来いって……命令ですか?
いや、全然断れますけど。
ここで、「も~課長ったら強引~」とかって流されちゃう系女子ではないんですけど。
でも、フツーにごはんだけなんだよね。
珍しくまっとうなお誘いじゃないの。
課長が私を誘う理由が本能にしたがってるだけっていうのはわかった。
そして、最近は私が嫌がれば、変なことはしてこないっていうのも。
多少冗談めいたいたずらはされるけど、本気で襲うなんてことは、この人に限ってあり得ない。