俺様上司は、極上の男!?
どうやら、私の代わりにムドラにデザイン画のメールを送っているらしい。
そっか、そうだよね。
今日、金曜日だもん。時差も含めて、週明けに送るより今がいいよね。
っていうか、課長、メール打つの早い。
私なんか、何度も英語の言い回しを確認しちゃうのに。
そっか、留学してたって言ってたな。
熱に浮かされた頭で余計なことを考えつつ、ぼけっと見ているうちに課長はメガネを外し、パソコンをシャットダウン。私のパソコンも同じく消すと、私の肩を抱いて立ち上がった。
「コートはこれだな。着ろ」
「は……はい、あのすみません。大丈夫です」
「下でタクシーをつかまえよう」
有無を言わさぬ雰囲気で連れ出される。
駒沢通りで恵比寿駅近辺ということもあり、外に出るとタクシーはすぐにつかまった。
課長は私を後部座席の奥に押し込み、数瞬迷ってから運転手に自分の住所を告げた。近くてすみません、なんて言葉をつけて。
「課長、私このまま帰れますので」
一応、言ってみる。
そっか、そうだよね。
今日、金曜日だもん。時差も含めて、週明けに送るより今がいいよね。
っていうか、課長、メール打つの早い。
私なんか、何度も英語の言い回しを確認しちゃうのに。
そっか、留学してたって言ってたな。
熱に浮かされた頭で余計なことを考えつつ、ぼけっと見ているうちに課長はメガネを外し、パソコンをシャットダウン。私のパソコンも同じく消すと、私の肩を抱いて立ち上がった。
「コートはこれだな。着ろ」
「は……はい、あのすみません。大丈夫です」
「下でタクシーをつかまえよう」
有無を言わさぬ雰囲気で連れ出される。
駒沢通りで恵比寿駅近辺ということもあり、外に出るとタクシーはすぐにつかまった。
課長は私を後部座席の奥に押し込み、数瞬迷ってから運転手に自分の住所を告げた。近くてすみません、なんて言葉をつけて。
「課長、私このまま帰れますので」
一応、言ってみる。