俺様上司は、極上の男!?
落ち着いたこの居酒屋『はるちゃん』は、課長とああなる前に焼酎を空けまくったお店。
あの日以来だから、ここも1ヶ月ちょっとぶりだ。
今日も大将は何も言わずに塩キャベツとおにぎりを出してくれている。
ちなみに『はるちゃん』は大将の名前から取ったらしい。
「課長なら、本部長と打ち合わせという名のサシ飲みだそうですよ」
「あはは、本部長って絡み酒で有名だよー?かわいそうにね、櫟課長」
メグ子さんが明るく笑う。かわいそうとは思ってない口調だ。
「最近、櫟課長につぐみセンパイ独占されっぱなしだったから、嬉しいなぁ」
小花がしみじみ言う。
独占って……なんだか変な意味に感じてしまうのは私の脳構造がおかしいんだろうな。
「確かにねぇ。どう?つぐみ。あの取っつきづらそうな地味課長と仲良くできてる?」
「仲良くも何も。最低限の話しかしてないです」
「なんだ、仲良くできてないのか。他人に興味無さそうだもんね、あの人」
仲良くってメグ子さん……。
またしても妙な意味合いに脳内変換してしまう私。
あの日以来だから、ここも1ヶ月ちょっとぶりだ。
今日も大将は何も言わずに塩キャベツとおにぎりを出してくれている。
ちなみに『はるちゃん』は大将の名前から取ったらしい。
「課長なら、本部長と打ち合わせという名のサシ飲みだそうですよ」
「あはは、本部長って絡み酒で有名だよー?かわいそうにね、櫟課長」
メグ子さんが明るく笑う。かわいそうとは思ってない口調だ。
「最近、櫟課長につぐみセンパイ独占されっぱなしだったから、嬉しいなぁ」
小花がしみじみ言う。
独占って……なんだか変な意味に感じてしまうのは私の脳構造がおかしいんだろうな。
「確かにねぇ。どう?つぐみ。あの取っつきづらそうな地味課長と仲良くできてる?」
「仲良くも何も。最低限の話しかしてないです」
「なんだ、仲良くできてないのか。他人に興味無さそうだもんね、あの人」
仲良くってメグ子さん……。
またしても妙な意味合いに脳内変換してしまう私。