俺様上司は、極上の男!?
「好きだ、太刀川。今度こそ、俺のものになってくれ」
櫟課長が私を強く抱き締め、耳元にささやいた。
「はい……身も心も全部、櫟課長のものになります。大好きです!」
ここが取引先の駐車場だなんて、私たちの頭にはなくて。
倉庫の影、無人の駐車場の片隅で私たちは抱き合い、夢中でキスを交わした。
櫟課長の腕の中は心地よく、触れ合った部分からとろとろに融解しそうだ。
求めていたぬくもりはこれなのだと、あらためて実感する。
大好き。
この人の腕も、髪も、瞳も、香りも、キスも、大好き。
もう絶対に離れたくない。
オレンジ色の夕日が遠く落ちていくのを横顔に感じながら、私は圧倒的な幸福に瞳を閉じた。
櫟課長が私を強く抱き締め、耳元にささやいた。
「はい……身も心も全部、櫟課長のものになります。大好きです!」
ここが取引先の駐車場だなんて、私たちの頭にはなくて。
倉庫の影、無人の駐車場の片隅で私たちは抱き合い、夢中でキスを交わした。
櫟課長の腕の中は心地よく、触れ合った部分からとろとろに融解しそうだ。
求めていたぬくもりはこれなのだと、あらためて実感する。
大好き。
この人の腕も、髪も、瞳も、香りも、キスも、大好き。
もう絶対に離れたくない。
オレンジ色の夕日が遠く落ちていくのを横顔に感じながら、私は圧倒的な幸福に瞳を閉じた。