俺様上司は、極上の男!?
「課長~」
なかなか離してくれない手に、もじもじしながら櫟課長を見上げる。
「お互い、ゴールデンウィークはあってないようなもんだったし、今月末か来月頭に旅行でも行かないか?」
「え!旅行ですか?」
思いもかけない急な誘いに、驚きと嬉しさが同時にわきあがってきた。
確かにゴールデンウィークは、イベントの準備でほとんど休めていないし、どこかで溜まりに溜まった代休を消化しなければと思っていたところだけど。
「一緒に一週間くらい休みとって行こう。海外でもいいけど、国内の温泉もいいと思わないか?沖縄あたりのリゾートホテルっていうのも有りだ」
「そんな……二人一緒に有休なんて怪しすぎるじゃないですか!」
蓋を開けたらとんでもない提案だ。私は慌てて言い返す。
「第2グループの連中には存分に怪しんでもらおう。そして、俺たちは連中があくせく働いてる頃、ベッドの中でたっぷり仕事しようじゃないか」
まったく表情を変えずにエロ発言をする櫟課長を睨んでみる。彼は全然動じない。
私を見下ろし、薄茶の瞳を嬉しそうに細めるだけだ。
なかなか離してくれない手に、もじもじしながら櫟課長を見上げる。
「お互い、ゴールデンウィークはあってないようなもんだったし、今月末か来月頭に旅行でも行かないか?」
「え!旅行ですか?」
思いもかけない急な誘いに、驚きと嬉しさが同時にわきあがってきた。
確かにゴールデンウィークは、イベントの準備でほとんど休めていないし、どこかで溜まりに溜まった代休を消化しなければと思っていたところだけど。
「一緒に一週間くらい休みとって行こう。海外でもいいけど、国内の温泉もいいと思わないか?沖縄あたりのリゾートホテルっていうのも有りだ」
「そんな……二人一緒に有休なんて怪しすぎるじゃないですか!」
蓋を開けたらとんでもない提案だ。私は慌てて言い返す。
「第2グループの連中には存分に怪しんでもらおう。そして、俺たちは連中があくせく働いてる頃、ベッドの中でたっぷり仕事しようじゃないか」
まったく表情を変えずにエロ発言をする櫟課長を睨んでみる。彼は全然動じない。
私を見下ろし、薄茶の瞳を嬉しそうに細めるだけだ。