俺様上司は、極上の男!?
えー?そんなもの?
ま、この二人、私と櫟課長がどうにかなるなんて、夢にも思ってなかったみたいだもんなぁ。
5月のイベント直後、私は二人に櫟課長とお付き合いを始めた旨を報告した。
近所の定食屋でランチをしながらの報告だったけれど、二人の反応はだいぶ面白かった。
メグ子さんは食べていたほっけを落とし、お皿からお盆にオービー。
『付き合うって、あの課長と?どういうこと?』
なんて聞き返すんだけど、動揺でほっけがお箸で上手くつかめずにいる。
小花は小花で、片眉をひそめて驚いた顔をしていた。
『櫟課長とつぐみセンパイが?え?冗談ッスよね』
『本当だよ』
『何か弱味とか握られてるんですか?』
『んなわけあるかーい』
話しながら食べるうち、小花の海鮮丼はお刺身だけ無くなってしまったっけ。
寿司飯との配分を間違えたらしい。
私は驚愕でお昼がおぼつかなくなった二人の同僚に、かいつまんでここ数ヶ月の流れを説明。
『好きになっちゃったのは私です』
と締めくくると、二人は『ほぇ~』という何とも間抜けなため息をついたのだった。
ま、この二人、私と櫟課長がどうにかなるなんて、夢にも思ってなかったみたいだもんなぁ。
5月のイベント直後、私は二人に櫟課長とお付き合いを始めた旨を報告した。
近所の定食屋でランチをしながらの報告だったけれど、二人の反応はだいぶ面白かった。
メグ子さんは食べていたほっけを落とし、お皿からお盆にオービー。
『付き合うって、あの課長と?どういうこと?』
なんて聞き返すんだけど、動揺でほっけがお箸で上手くつかめずにいる。
小花は小花で、片眉をひそめて驚いた顔をしていた。
『櫟課長とつぐみセンパイが?え?冗談ッスよね』
『本当だよ』
『何か弱味とか握られてるんですか?』
『んなわけあるかーい』
話しながら食べるうち、小花の海鮮丼はお刺身だけ無くなってしまったっけ。
寿司飯との配分を間違えたらしい。
私は驚愕でお昼がおぼつかなくなった二人の同僚に、かいつまんでここ数ヶ月の流れを説明。
『好きになっちゃったのは私です』
と締めくくると、二人は『ほぇ~』という何とも間抜けなため息をついたのだった。