俺様上司は、極上の男!?
言い返そうかと思ったけれど、タイミングぴったりに私たちの前にカラスミのタリアテッレがやってくる。
よく来る店の店員さんの手前、大きな声で変なことは言えない。
店員さんが去るなり、先手を取ったのは櫟課長。
「食ったら、俺んちで誕生会やる?」
「は!?」
「朝までじっくり。明日から忙しくなるんで、今回は半休やれないけどな」
私は熱くなる頬を感じながら、櫟課長を睨んだ。
「ご遠慮します!!」
「なんだ、じゃあ、また別な機会に」
櫟課長は楽しそうに言って、フォークでタリアテッレの太いパスタを巻きだした。
余裕たっぷりの様子が、からかっているようにしか見えない。
よく来る店の店員さんの手前、大きな声で変なことは言えない。
店員さんが去るなり、先手を取ったのは櫟課長。
「食ったら、俺んちで誕生会やる?」
「は!?」
「朝までじっくり。明日から忙しくなるんで、今回は半休やれないけどな」
私は熱くなる頬を感じながら、櫟課長を睨んだ。
「ご遠慮します!!」
「なんだ、じゃあ、また別な機会に」
櫟課長は楽しそうに言って、フォークでタリアテッレの太いパスタを巻きだした。
余裕たっぷりの様子が、からかっているようにしか見えない。