キミのみるセカイ
俺は、地べたに座り込んだまま写真を上に上げて見つめる。

綾崎は、無表情な顔をしてる。

俺と綾崎は、昔から一緒だった。

でも、いつからか俺は、綾崎を避けるようになっていた。



ー心絵なんか大嫌っいだ!!ー

「・・・。」

仕方ない・・・慎太郎のせいじゃない・・・。

わたしが、慎太郎を一人にしたから・・・。

少女は、美術室で一人、絵に触れる。

「慎太郎・・・。」




「はあー・・・。」

俺は、ため息をつく。

「・・・。」

昔は、もっと綾崎とたくさんしゃべったり笑ったりしていたのに・・・。

♪~♪~♪~。
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