良い子とは呼ばせない
「分からない。勉強も嫌いじゃないし、やっぱり城北でもいいかなって思ってるの」



私は正直な気持ちを口にする。



「分かったわ。お母さんも高校のこと調べとくから、また今度話し合おうね」



久しぶりにお母さんの笑顔を見た。

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