先輩しかもう見えないんだよ…



「まさかの禁断愛ですな中原さん」




西浦がグランドを走る鈴木に言った




「だから何なの?」




鈴木は少しイラついていた。

鈴木事態はその理由はわからない

「中原と矢萩」
なんて鈴木にとっては相当ショックだろうが
嘘か本当かわからない嘘に振り回され疲れていた。




「好きなくせに」




西浦が呟いた時、すぐ隣に恵がいた




「西浦先輩っ」




「は、はい?」




恵は頑張ろうとしていた、そこに鈴木が中原なんて聞いたら




もう会話の収穫ありすぎだ




「花火と矢萩は全然何もありませんから!」




「ほんまにっ!?」




西浦と恵の会話にニコニコの鈴木が割り込んできた。





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