先輩しかもう見えないんだよ…



「そーなの!?
(おめでとう鈴木!!)」





机に鞄をおろして窓の外のグランドを見た




「あ、先輩だ☆」




ガラガラ…




「西浦先輩―――!!」





えぇえぇえぇえぇぇ!?

あたしがトキメク間もなく恵は窓をあけて叫んだ。




西浦の隣には鈴木先輩…




二人とも確実にこっち見てるよね?!




「おはよー恵ちゃん」




「おはよーございます!!す、ず、き先輩も」




「やめてよ///」




わざと恵は鈴木を強調した。




「やりてやん恵ちゃん♪やったな鈴木、中原さんこっち見てるやん」




「う、うん…永田のやつι」




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