腹黒王子の取扱説明書
いつも私のためにお酒以外にもフルーツ盛りや、焼きうどんとか注文してくれてとても優しいおじさまだ。
お客様のお金でお酒を飲んだり、食事をしたりするのはまだちょっと抵抗があるけど……。
園田さんと和やかに彼のペットのお話をしていると、突然黒服のお兄さんが私に近づき耳打ちをした。
「え?VIPルーム?」
私が驚いて黒服のお兄さんを見ると、彼は目で頷いた。
伯母さんが私を呼ぶなんて珍しい。
VIPルームってことは、有名人か、政治家か、それともどこかの大企業の社長かな。
私みたいな素人がお相手をして大丈夫なのだろうか?
もっと他に綺麗で男受けする女の子が一杯いるのに。
「園田さん、私…呼ばれてしまって……ごめんなさい」
私は園田さんにペコリと頭を下げる。
「楽しかったよ。ナナちゃんも人気者だね。話の続きはまた今度」
園田さんが私に優しく微笑む。
お客様のお金でお酒を飲んだり、食事をしたりするのはまだちょっと抵抗があるけど……。
園田さんと和やかに彼のペットのお話をしていると、突然黒服のお兄さんが私に近づき耳打ちをした。
「え?VIPルーム?」
私が驚いて黒服のお兄さんを見ると、彼は目で頷いた。
伯母さんが私を呼ぶなんて珍しい。
VIPルームってことは、有名人か、政治家か、それともどこかの大企業の社長かな。
私みたいな素人がお相手をして大丈夫なのだろうか?
もっと他に綺麗で男受けする女の子が一杯いるのに。
「園田さん、私…呼ばれてしまって……ごめんなさい」
私は園田さんにペコリと頭を下げる。
「楽しかったよ。ナナちゃんも人気者だね。話の続きはまた今度」
園田さんが私に優しく微笑む。