腹黒王子の取扱説明書
「……な、何を駄々っ子みたいなこと言ってるんですか!」
「ここで寝ちゃってもいいの?」
俊が意地悪な目で私を見る。
「病人でしょう!早く家に帰りましょうよ。薬飲んでちゃんとベッドで寝ないと、熱出ますよ」
「麗奈の風邪が移ったみたいだ。どう責任とってくれるの?」
「責任……。私にキスなんかするからです。自業自得です!」
「看病してくれないと明日会社休んじゃうけど……」
何を子供みたいな事言ってるんだ。
もう、少しは人の話聞いてよ!
どうしていつも自分のペースで進めていくのよ。
「専務~!」
「俊だよ」
この駄々っ子。
「俊、帰りますよ」
私が俊の名前を呼ぶと、彼が私の手を引っ張って私の身体を引き寄せた。
「ち、ちょっと、病人のくせに何するんですか!」
私は必死に抗議するが、俊は止まらない。
「ここで寝ちゃってもいいの?」
俊が意地悪な目で私を見る。
「病人でしょう!早く家に帰りましょうよ。薬飲んでちゃんとベッドで寝ないと、熱出ますよ」
「麗奈の風邪が移ったみたいだ。どう責任とってくれるの?」
「責任……。私にキスなんかするからです。自業自得です!」
「看病してくれないと明日会社休んじゃうけど……」
何を子供みたいな事言ってるんだ。
もう、少しは人の話聞いてよ!
どうしていつも自分のペースで進めていくのよ。
「専務~!」
「俊だよ」
この駄々っ子。
「俊、帰りますよ」
私が俊の名前を呼ぶと、彼が私の手を引っ張って私の身体を引き寄せた。
「ち、ちょっと、病人のくせに何するんですか!」
私は必死に抗議するが、俊は止まらない。