また、君を笑わせよう
夕方になり、俺も戻ろうとしたら俊が笑顔で言ってくれた。



「おう!あ、俊。お前に質問があるんだけど、沖田総司って知ってるか?」



「総司か?知ってるぞ!たまに遊びに来てくれる。」



(教科書とか小説通り、沖田総司は壬生寺で子供たちと遊んでるか…)



「じゃあ五日後、また遊びに行くけどその沖田総司には来ないでって言っといてくれない?俺のことは内緒で。」



「わかった!総司にそう言っとくな!」



「ありがとう、俊!」



俺と俊は手を振りながら別れたーー
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