また、君を笑わせよう
「おっ、さっそく退屈しのぎになるようなことが起きた!」



丁度こういう展開を望んでいた俺は音のする方へ行ってみた。



木の陰に隠れながら覗き込むと、刀を持った人たちがいた。



……待てよ。刀?なぜに刀?



刀なんて持っていたら警察に捕まるよな?



それに袴を着てるし、まるで時代劇だ。



次から次えと浮かんでくる疑問に頭がこんがらがってきた。



「もう一度見てみよう。」
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