また、君を笑わせよう
その時に刀がかすってしまったのか、目の下に痛みを感じた。



「ガキが邪魔しやがって。切るぞ!」



切りかかってきた男がそう言いながら睨んできた。



ブチッ



俺の中でなにかが切れる音がした。



「痛ってぇーな!!」



ドスの効いた声を出しながら、逆に睨み返す。



「な、なんだと!この、ガハッ!」



< 19 / 130 >

この作品をシェア

pagetop