また、君を笑わせよう
俺はすぐさま降ろせと言おうとしたが、



「痛ってぇーな!!」



ドスの効いた声が聞こえ、そいつは俺を抱っこしたまま、切りかかってきた男を蹴り飛ばした。



そしてそいつは満足そうな顔をした後、俺に話しかけてきた。



「ふーすっきりした。おい、お前大丈夫か?」



ぽかーん



「あれ?おーい?」



ぽかーんぽかーん
< 26 / 130 >

この作品をシェア

pagetop