また、君を笑わせよう
「では今一度聞きますが、君は男子として扱います。よろしいですね?」



「はい!よろしくお願いします!」



「いい返事です。こちらこそよろしくお願いします、藍那君。」



常紋さんは力強く手を握ってくれた。



(この時代に来てからもういろんなことが起こってるけど、少しずつ馴染んでいけばいい。)



世話になる身だが、できることは全てやろう。



「では早速ですが部屋に案内しましょう。丁度空き部屋があったので。」



寺の中に入っていく常紋さんに続いた。
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