また、君を笑わせよう
「てなわけよ。」



話し終えたら、なぜか左之さんがニヤニヤしている。



「な、なんだよ。」



「もしかして平助。お前、その男に惚れたんじゃねぇのか?」



「遂に!?遂に!?平助が男色になったか!」



「はああああ!?そんなんじゃないし!そもそもなんで今の話で俺が男色になるの!?」



「でも助けてくれたそいつはかなりの美形なんだろ?」



「うっ、まあかっこいいちゃかっこいいけどよ…」
< 53 / 130 >

この作品をシェア

pagetop