また、君を笑わせよう

手渡されたそれは固く、皿かなにかだろう。



「お支払いはご注文された時にされはりました。」



「そのようですね。確かに、受け取りました。」



風呂敷を肩にかけていた袋の中にそっと入れ、帰ろうとしたら、



「まて小僧！まだ話は終わってないぞ！」



先程からずっとぽかんとしていた男だが、ようやく気付いたようだ。



「なんでしょう？私に言いたいことでもありますか？」



「よくも俺に文句を言ったな！何様のつもりだ！」