また、君を笑わせよう
「まっ、気にしてちゃきりねぇからな!目の前のことをさっさと片付けようぜ!」



「じゃ平助、お先に〜」



あっという間に俺の側から二人はいなくなった。



「しょうがない!!」



俺は急いで怒鳴り声がした方に向かった。


向かった先は人だかりができていて、その中に新ぱっつあんと左之さんもいた。



「新ぱっつあん!左之さん!俺を置いてくなよ!」



やっと追いついたと思ったら、二人は笠を被った青年と話していた。
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