また、君を笑わせよう
でももうすぐ助けが来そうな気がするんだ!ほら人影が見えー



「久しぶりだな、小僧。探したぜ。」



…俺、フラグ立てた?助けどころかピンチなんだけど。



しかもなんか仲間連れてきてるし。



落ち着け、落ち着くんだ藍那緋紗。



ちょっくら話してまた歩けばいいんだ。常紋さんに心配をかけたくないからな。



よし、頑張れ俺!



「奇遇ですね、またあなたにお会いするなんて。」



顔に作り笑いを貼り付ける。



「まだ私に言いたいことがあるのですか?ここまでつけてくるほどに。」
< 77 / 130 >

この作品をシェア

pagetop