また、君を笑わせよう
「すげぇなお前!素手で浪士数人倒すなんてな!」



数秒間固まっていたが、新ぱっつあんの大声で正気に戻った。



「これはだな、その。」



見るからにしまったって顔をしている。敬語じゃないし。



「悪いが屯所までついてきてくれねぇか?色々聞きたいことがある。」



左之さんがズバッと切りだした。



これで、これで連れ帰れば土方さんが認めてくれるし怒られずに済む!



俺は一人で喜んでいたら急に、
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