また、君を笑わせよう
「あれ、なんかいるぞ。」



あいつは後ろを指差していた。



「「「あれ?」」」



新選組で三馬鹿と呼ばれている三人は素直に従う。



「何もないじゃん。」



振り向いたらもうあいつはいなかった。



「「「……騙された!!!」」」



まんまと引っかかった三馬鹿の絶叫が京の町に響き渡った。



平助side.end
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