また、君を笑わせよう
土方さんはまだ鬼の形相だ。



「だってあいつ、逃げ足速いんだもん!」



「だからなんだ?それで許されんのか?」



「…すみませんでした。」



また殴られそうになったから謝っておく。



「歳、そのぐらいにしたらどうだ?三人とも反省しているようだし。」



「「「こ、近藤さん!!!」」」



助けの手を差し伸べてくれたのは近藤さんだった。
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