モテすぎる先輩の溺甘♡注意報




最初が恋人らしい会話じゃないってだけで拗ねためんどくさいあたしを軽くあしらっただけに思えたひーくんは、実はあたしがまだ拗ねてることを気付いていたのかもしれない。



あたしのことを本気で想ってくれてるのかとか正直心配になったけど、ひーくんは最後にとても安心させてくれた。



まんまとドキドキしちゃって、もっともっとひーくんのことを好きになっちゃってる。



……好き。

ううん、大好き。



やっぱり特別だなぁって改めて実感した。



あたしはその後、次の日に着ていく洋服を決めるために1人ファッションショーを開催した。



「可愛い格好してきたら可愛がってやる」



その言葉が自然とあたしを動かしていた。



ひーくんと再会してからは、もしかしたらあたしも変態になってきてるのかもしれないと少し自分を疑ってしまう。



何でだろう……。



ひーくんには、たくさん触れてほしいと思ってしまう。

……これも、あたしが変態に近づいていってる証拠なのかな……。



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