モテすぎる先輩の溺甘♡注意報
紺色の袖まくりしたシャツに下はダメージ加工がされたジーンズを少し腰パンして履いてて、靴は某ブランドのスニーカー。
もう容姿が完璧すぎて何を着ても似合うのが想像できる。
こういうシンプルな格好でも目立ってしまうのは、きっと顔が整ってるからなんだと思う。
「なんだお前その格好」
「えっ、ダメだった……?」
「いや、可愛い。やばいな、今ここでエッロいことしていい?」
「は、はぁ?!?!」
ニヤニヤするひーくんに二の腕を軽く揉まれ、あたしの体温は急上昇した。
どうしよ……!
ひーくんに可愛いって言われた……!
「似合わねぇな」とか「ブス」とかバカにされると思ってたのに……。
って、喜んでる場合じゃない。
「いや、ダメに決まってるでしょ!しかもエッロいことって、尚更ダメだよ……」
「何でダメなわけ?桃は俺の彼女になったんじゃないの?」
「彼女だからって、ダメなもんはダメなの!今までの人はこういう真昼間からエッロいことしても大丈夫だったんだろうけど、あたしは無理だからっ!」