モテすぎる先輩の溺甘♡注意報




「バーって……どういうこと?」


「珠樹さんとこのバー。あそこでちょいちょい働かせてもらってる」




ま、さ、か、の………ここに来てさらに会えない発言?!?!




「とりあえず会える時また連絡する。それまで大人しく待ってろよ?短いスカート履いたらどうなるか分かってるよな?じゃ、よろしくね桃ちゃん」




しかもひーくんは自分が言いたいことだけ言って電話を切った。



待って待って。

頭の中整理させて。



週5で夏期講習に行くことは分かった。



前から行きたかった大学に行くためだもん。

どんなに会えなくてもひーくんのためだからそれは我慢する。



それとバーでバイトするんだっけ?



あの珠樹さんのところで働くんだから安心はできるし、ひーくんの家庭事情を考えると働かなきゃいけないのも分かるからそれに関しても応援しか出来ない。



ひーくんが話すことには全部理由があって、あたしが文句を言えることじゃない。



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