モテすぎる先輩の溺甘♡注意報




放課後になり、今日は真っ直ぐ帰宅。



……と思いきや、家の前には見たことがある女がいた。




「来ちゃったっ」




風に乗ってそいつの甘ったるい匂いが流れてくる。



そんなこと言って確信犯なのは分かってる。




「親は?今日はいない?」


「いねぇの知ってるから来たんだろ」


「あー、バレたー?」




そいつはふふふと笑って、俺が家の鍵を開けると当たり前のように中に入って来て後をついてくる。



結局、来た時から入る気満々だったんじゃねぇかよ。




「飲み物なんかあるー?喉乾いたー」


「……ん」


「えー、水ー?ジュースとかないの?」


「なら自分で買ってこいよ」


「えー、ならいーやー」




相当水で不満だったのか、そのあともブツブツ文句ばっか言ってて、


めんどくせぇからキスして口を塞いだ。



そのまま流れでベッドに行き、いつものようにことは進んで………気がつけば、2人とも眠りについていた。



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