モテすぎる先輩の溺甘♡注意報
起きたのは日も暮れた夕方の6時で、約2時間も寝ていた。
隣で裸で眠るそいつはさっきまで色っぽい顔で洩れるような声を出してたのに、気を抜けば口を開けて間抜けな顔。
あー……頭痛ぇ。
ベッドの隣にあるテーブルの上に水が乗ってて、それを取ろうと身を乗り出すと………
後ろから掴まれ動けなくなった。
「……起きた?」
「うん」
「手、どかして。水取りてぇんだけど」
「えー、どうしよっかなぁ」
「めんどくせぇから早くしろ」
「はーい」
やっと解放され水を取り、乾いた喉を潤す。
そのあと落ちた衣服を着始めた俺の腰にまた腕が回って来た。
「邪魔なんだけど?」
「もう着ちゃうのー?」
「なに。もう一回戦やる?」
「えっ」
すると、何がしたいのか知らねぇけど布団を深く頭まで被り揺れ出した。