空色初恋
楽しみにしていたお正月はもちろんソラと初詣に行った



帰りにいつもの公園によっておしゃべりをしていた



私は楽しかった



だけどソラはおもいつめた顔をしていたから



「どうしたの?元気無いよ!?」



って聞いたらソラが



「咲夜に言わなあかん事があるねん。前から決めてたんやけどな」



私は直感で良くないことだと思った。



だけど私はうなずいて話を聞くことにした



「俺さ、1週間後、東京に行くことにした。咲夜がいるから行くつもりはなかった……。だけど、やっぱあっちに行って夢を叶えたくなった」



「うん」



私はうなずくしか出来なかった



「だから、俺と会うのは今日で最後。ギリギリまで会ってると咲夜が今よりずっと辛くなるからさ…」



そう言ったソラは悲しそうな顔だった。



私は嫌だとも言えず立ち尽くしたままで



「俺のことはもう忘れろ!今すぐには無理だと思うけど、俺のこと恨んでもいい、自分勝手なことしてごめんな」



ソラはそう言って私の頭をポンって叩いた



私は悲しくて涙が溢れていた


ソラに最初で最後の私のお願いをいった



「ねぇ、最後に笑顔で私にキスして!私も笑顔でお別れしたいから!!」



「いいよ」



ソラはそう言って私の頬に流れる涙をソラの唇が拭ってくれた



私たちは数秒見つめた後



そっと優しい






キス






をしてくれた





その後私たちはバイバイをした







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