空色初恋
朝から待ちくたびれた私は約束の時間までまだ、一時間もあるのに待ち合わせの公園に行った



公園までの階段をリズムに合わせて上っていった



上まで上っていった私はビックリした



早く家を出た私よりも先にソラが居た



私は急いでソラのもとへ走っていった



私に気づいたソラは笑顔で迎えてくれた



「おまえ、めっちゃ早いやん!待ちきれんかったんか?」



「うん!!朝からワクワクしててん。待ちきれんかったから来てん」



私は目一杯の笑顔で答えた


「よし、ちょっと早いけど行くか!俺から離れんなよ」



って言って私と手を繋いで10分ぐらい歩いた



着いたのは高台で夕焼けが綺麗に見えるところだった



「綺麗やろ。おまえ好きやろ、こういうの。前に見つけて、見せたろって思っててん」



「うん。大好き。ありがとう、ソラ」



「そんなに喜んでくれたら連れてきたかいがあるわ」



私たちは夕焼け空を見ながら喋っていた





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