クールな君が、突然優しくなった件について。
「あ、ごめん。」



うるさくしちゃった。


佐久間のおでこは、
私のおでこと比べると、
はるかに熱い。


はっ!もしかしてそれって!


「ごめん、ことりん。保健室行ってくる!」



「SHRまでには、帰ってくるんだよー。」




「わかった!はい、佐久間、行くよ!」



「…ん、」




――――――ガラガラ


「失礼しますっ!先生いますか??」



「はーい!あら、どうしたの??」



「あの、熱っぽいらしくて、、」


「あら、じゃあベットに横になって、
ちょっと待ってて〜!」



「はーい!!
…さくま、行ける??」



「ん、ありがとう」



お、おおお。
佐久間から、ありがとうって!
ありがとうって言われたよ!!!


「はい、体温計測ってねー」


あ、ことりんにお礼言わなきゃ!!
お礼、お礼……
むむむ、むずむずがまた、、

「あ、結構高いわね。じゃあ、そのまま寝ててね。あなたは、「あ、帰ります!!」」


寝顔を見たいけど、授業をサボる
勇気なんてない!!、


「…………は?」



「え??さくま?、」

な、な、なんか怒ってる、、?


「用があるから 、」



「え、え??あ、誰かに用があるの??」
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