小さな君が好きすぎて
きゅっ・・・・
やばい。またいつものだ...
河野君といると、いつも苦しくなる。
胸が今みたいに、きゅってしめつけられて、でも何故かぽかぽか暖かくなって。
これの正体はもう、自分では分かってるのに それに気づきたくなくて。
ふわっ・・・
「ふわぁっ!な、なに?」
頬が何故か暖かいなぁとおもったら、河野君が真剣な顔であたしの頬に手を当てていた。
「あっ・・・いや。さっきからすげー顔赤いんだけど、熱でもあんのかなーって思って...わりぃ。」
河野君はそう言って、顔を真っ赤にして慌てた。