小さな君が好きすぎて


本当、可愛いなぁ。

「羨ましい...」

こんな可愛かったら、あたしも自分に自信持てるのに。
はぁ、とため息をついたとたん、まおが叫び始めた。

「なーにいってんの!!!!あたしはすっごーい、ひなちゃんが羨ましいよ!すごく性格も良いし、男女関係なく皆に好かれてるし、大人っぽいし、綺麗だし、なによりすごい可愛いんだもん!」

言ってやった!と言わんばかりに、まおは息を少し切らしながら腕を組んだ。

絶対お世辞だろうけど、そんな風に言われたら嬉しすぎるしさすがに照れる。

「あはは、ありがとう、まお。」
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