俺の言い訳×アイツの言い分〜あの海で君と〜
三日の日に、顔を出す程度に戻って来た駿祐と
久しぶりに、海に出ていた慶太は、
顔を合わすことはなく
もちろん、慶太が避けたことなのだが、
おかげで
成人式に参加するのか、聞けずじまいでいた。
実家に、姿を見せには帰るだろうが
その時も
どんな顔で会えば良いのか分からない。
“いつまでも、こんな状態ではいられない”と
ただ漠然とは思っているのだが
なんてったって、まだ、高校生!
他にも色々やることがあるし、
夢中になってしまうこともあって
なにかと忙しいのだ。
なら、ただ無視していればいいと、すべてを遠ざけていた慶太。
駿祐のことを、紺野に聞くこともできず、
恥を忍んで、亜希に尋ねたところ、
結局、分からぬまま…
成人の日、当日。
そんな慶太の心配を、知ってか知らずか
駿祐の姿を、式典の会場で見る者はいなかった。
久しぶりに、海に出ていた慶太は、
顔を合わすことはなく
もちろん、慶太が避けたことなのだが、
おかげで
成人式に参加するのか、聞けずじまいでいた。
実家に、姿を見せには帰るだろうが
その時も
どんな顔で会えば良いのか分からない。
“いつまでも、こんな状態ではいられない”と
ただ漠然とは思っているのだが
なんてったって、まだ、高校生!
他にも色々やることがあるし、
夢中になってしまうこともあって
なにかと忙しいのだ。
なら、ただ無視していればいいと、すべてを遠ざけていた慶太。
駿祐のことを、紺野に聞くこともできず、
恥を忍んで、亜希に尋ねたところ、
結局、分からぬまま…
成人の日、当日。
そんな慶太の心配を、知ってか知らずか
駿祐の姿を、式典の会場で見る者はいなかった。