俺の言い訳×アイツの言い分〜あの海で君と〜
「誰が?」
「亜希が!」
「…紺野くん自身は、琴乃や俺等を心配してくれてないんすか?」
「してるよ〜!」
「あ、そーなんだ?今、一切そんな言葉をかけてくれなかったからさぁ。」
「そんなことないだろ?」
「いや!亜希ちゃんの弁解ばっかだった!」
「いやな、どーしよーって、相談されたから…昨日だったんだけどな」
「必死になっちゃったんだ!」
「だって、そんな亜希は珍しいんだぞぉ。」
「ふ〜ん。」
「…」
「好きなんだ?」
「…でもアイツ、男いるし。」
「だから?」
「そのあとだったんだよな〜気がついたのが。」
「それ、俺に言う?」
「…だな。」
「兄貴には相談しないでやってくれ。」
「わかってるよ!つか、おまえ、人のこと心配してる場合かよ!」
「そうだった。」
「…いつ言うんだよ?」
「そうっすねぇ…大会前に、気合い入れる意味でってとこですかね…」
「そうだな!すっきりして泳いだ方がイイ!」
すると慶太は、
店から外を眺めながら、
「そしたらオレら、あんな風になれっかな?」
と、つぶやいた。
「ん?どんな風だ?」
「あー、いや、ちょっと。」
「?」
「亜希が!」
「…紺野くん自身は、琴乃や俺等を心配してくれてないんすか?」
「してるよ〜!」
「あ、そーなんだ?今、一切そんな言葉をかけてくれなかったからさぁ。」
「そんなことないだろ?」
「いや!亜希ちゃんの弁解ばっかだった!」
「いやな、どーしよーって、相談されたから…昨日だったんだけどな」
「必死になっちゃったんだ!」
「だって、そんな亜希は珍しいんだぞぉ。」
「ふ〜ん。」
「…」
「好きなんだ?」
「…でもアイツ、男いるし。」
「だから?」
「そのあとだったんだよな〜気がついたのが。」
「それ、俺に言う?」
「…だな。」
「兄貴には相談しないでやってくれ。」
「わかってるよ!つか、おまえ、人のこと心配してる場合かよ!」
「そうだった。」
「…いつ言うんだよ?」
「そうっすねぇ…大会前に、気合い入れる意味でってとこですかね…」
「そうだな!すっきりして泳いだ方がイイ!」
すると慶太は、
店から外を眺めながら、
「そしたらオレら、あんな風になれっかな?」
と、つぶやいた。
「ん?どんな風だ?」
「あー、いや、ちょっと。」
「?」