俺の言い訳×アイツの言い分〜あの海で君と〜
「8月末に県の大会あるんでしょ?この前は、受験がどうのこうのって言ってたし…なんか、大変そうっすもんね。」
「ま、有終の美をかざるため、もうひと頑張りかな!そっちこそ、引退の覚悟は出来てるの?」
「そんな、いつでもΟΚっすよ〜。」
「それは、負ける気しないってこと?」
「…引退の準備は調ってるってこと。」
「へぇ。あっさりしてるんだね。」
「俺、水泳にばっか、執着してないっすから!」
「で、高校では?」
「勘弁!兄貴とは違うし。」
「わかんないじゃん!慶太くんだって、」
「やめてくださいよぉ。兄貴ですら、スカウト集団の強豪校が相手じゃ太刀打ちできないんすよ…やるだけ無駄!」
「なんてゆーか、君もそーとー負けず嫌いだね!」
「何言ってんすか?負け犬って言うんだよ、こーゆーのは。」
「負けるのがイヤだから挑まないんでしょ?ある意味、負けず嫌いじゃん!」
「…」
「しゅ、お兄さんだって、高校最後だもん…意気込みが違うから、今年はインハイだって分かんないよ〜。君だって、やってみなきゃ分かんないのに!」
「…土俵が違うよ。おまけに、3歳も離れてちゃ、もう、競えねーし。」
「大学があるじゃん!」
「俺がアイツに?追いつくかよ…」
「いいね、尊敬できる兄貴。うちの兄貴はなんとかならないかな?」
「アイツが異常なんだ」
「…ホントだよね…スゴいもん。」
「…琴乃さん、あのまま続いてれば、スターの彼女だったのにって感じ?」
「まさか!」
「ま、有終の美をかざるため、もうひと頑張りかな!そっちこそ、引退の覚悟は出来てるの?」
「そんな、いつでもΟΚっすよ〜。」
「それは、負ける気しないってこと?」
「…引退の準備は調ってるってこと。」
「へぇ。あっさりしてるんだね。」
「俺、水泳にばっか、執着してないっすから!」
「で、高校では?」
「勘弁!兄貴とは違うし。」
「わかんないじゃん!慶太くんだって、」
「やめてくださいよぉ。兄貴ですら、スカウト集団の強豪校が相手じゃ太刀打ちできないんすよ…やるだけ無駄!」
「なんてゆーか、君もそーとー負けず嫌いだね!」
「何言ってんすか?負け犬って言うんだよ、こーゆーのは。」
「負けるのがイヤだから挑まないんでしょ?ある意味、負けず嫌いじゃん!」
「…」
「しゅ、お兄さんだって、高校最後だもん…意気込みが違うから、今年はインハイだって分かんないよ〜。君だって、やってみなきゃ分かんないのに!」
「…土俵が違うよ。おまけに、3歳も離れてちゃ、もう、競えねーし。」
「大学があるじゃん!」
「俺がアイツに?追いつくかよ…」
「いいね、尊敬できる兄貴。うちの兄貴はなんとかならないかな?」
「アイツが異常なんだ」
「…ホントだよね…スゴいもん。」
「…琴乃さん、あのまま続いてれば、スターの彼女だったのにって感じ?」
「まさか!」