俺の言い訳×アイツの言い分〜あの海で君と〜
「…なんの話をしてきたんだよ。」
「紺野君とそんな話してたのが聞こえた。夫婦漫才みたいに言い合いしてて…あの二人がつきあえばイイのにナ。」
「ふっ。今日はよく喋るなぁ。」
「…自分のしたことに、ちょっとは胸が痛むかと思ってよぉ。」
「…」
「あの人、俺と会うの気マズイだろうなぁ…この俺まで気を使うよ。」
「…わるかった。」
食事の後、
部屋に戻った駿祐は、
机の上にある、
亜希や紺野の部分が切り落とされ、
琴乃だけが写る、その写真に目をやった。
「紺野君とそんな話してたのが聞こえた。夫婦漫才みたいに言い合いしてて…あの二人がつきあえばイイのにナ。」
「ふっ。今日はよく喋るなぁ。」
「…自分のしたことに、ちょっとは胸が痛むかと思ってよぉ。」
「…」
「あの人、俺と会うの気マズイだろうなぁ…この俺まで気を使うよ。」
「…わるかった。」
食事の後、
部屋に戻った駿祐は、
机の上にある、
亜希や紺野の部分が切り落とされ、
琴乃だけが写る、その写真に目をやった。