俺の言い訳×アイツの言い分〜あの海で君と〜
「それに、たった2歳の年の差じゃん。」

「でも、学年は3学年離れてるんだよね?」

「そっかぁ。」

「ま、純粋なおつきあいなら…ね〜…」

「純粋って…無理だよね〜!!」


皆、相談にのってくれてるのか、楽しんでるのか…

そうこうしているうちに、
あっという間に、時間が過ぎていった。


先生を見送ったあと、
2次会には、大半の者が流れ込んだ。


「琴乃!ほら、行くよ!」

亜希の声が、電話中の琴乃の相手の耳にも入った。


「イイよ。行ってこいよ。」

「う〜ん。でも、明日もあることだし、途中で切りあげて帰るよ。」

「了解!」


そうして、電話を切った琴乃に、亜希は尋ねる。

「ダーリン何だって?」

「うん。気を付けろって。」

「ヒュー!愛されてる〜!」

「やめてよね。」

「心配なんだね。駿祐も一緒だし。」

「多分、知らないと思う…駿が居ること。あたしも言わなかったし。」

「そうなの?…紺野ってさ、知ってるんだよね?」

「もちろん…。」

「ま、今日のところは、パァッと盛り上がっちゃおうよ!」

「亜希、ハメ外さないでよぉ。あたし、早めに帰るから、面倒みれないからね。」

「ハイハイ。ねぇ、アレ歌おうよ。久しぶりに…」
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