伝え忘れた想い。

気合いを入れていざ放課後！と、意気込んでみたが













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悪い、バイトで送別会
開いてもらえることになったから
今日一緒に帰れない。

兄ちゃんに迎えに来てもらえよ。


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「……」



先程きたメールをずっと見つめる。



「メール？誰から？」



「…あたしの想い人」



金森に携帯を渡すと隣から笑い声が聞こえる。




「さっき宣言したのにね」



「とうとう学校で伝えることになりそうだよ」




リンダ先輩に返事を返す。




「へぇ…どうやって伝えるの？」



「そこは考えてないけど、どうにかする」



「ふーん。それは楽しみだ」




金森の笑みを横に気合いを入れた。