偽り恋愛小説



昼休みに友達の留美と話をしていると、


「ねぇ、美由って田辺くんのこと好きなんだよね? きっかけって何だったの?」


 急にそんな話をふってきた。


「内緒」


「えー。教えてくれてもいいじゃん……」


 留美はつまらなさそうに言う。



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