.。.:*Distant memory.。.:*
「お前そーゆーの好きなのか?」
「なんだろう……。なんだか、懐かしいの」

その言葉を聞き、ハッとするリオン。
幼い頃、ミラから貰ったネックレスを思い出す。

(記憶なくても……覚えてんだな)
どこか、リオンはうれしくなる。


「リオ、行こっ」
「あ、ちょっと待て」

と、リオンは先ほどのネックレスを購入する。



「リオも気に入ったの?」
「なわけねぇだろ。……ほら、後ろ向け」
そういうと、ミラにネックレスを付けるリオン。
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