.。.:*Distant memory.。.:*
「リオー……これ……」

「…無くすなよ?」

リオンは先ほどのネックレスをミラにプレゼント。

「ありがとうー…」
と、嬉しそうに笑うミラ。




ー…船は街を出て海を漂う。
空は雲行きが怪しくなる。風もいつもより強く…

「なんかきそうだなー。」
と、ポツリとリオンは呟く。
「雨??」
「だけだといいんだけどな」

そして、だんだんと雨が振り風も強まる。
海も荒くなりー……嵐がエターナル号を襲う。

「すぐ帆をたため!荷物は中に入れろ」
と次々と支持をだすリオン。
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