.。.:*Distant memory.。.:*
船の上では歩くのもやっとで。
「きゃっ」
グラッとゆれるミラ。

「ミラ、中にいろっ」
「うんっ」

手伝おうとミラはしたが、リオンに怒られ中に入ろうとしたー…その時。
グラッっと大きく船はゆれー…
その拍子にミラの体は…
「きゃっ」

「ミラっ!!」

バシャー……
海に投げだされてしまった。

すぐにリオンはミラを助けようと、
海に飛び込む。

「リオっ!ミラちゃん!」

「嘘でしょ………」
海を覗くも2人の姿は浮かんでこない。


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