.。.:*Distant memory.。.:*
「………ミラ」
キュ……
とリオンは優しく抱きしめる。

「わかってたけれど……………。こんなこと……………ひどすぎるよ……………」

「…。」
リオンはなにも言わず、ただ抱きしめていた。




しばらくし、庭へとでる。
そこには

「お墓………………」

そこには、亡くなってしまった
ミラの両親たちの墓があった。
きっと、婚約者であるアレンがしてくれたんだろう。
そう感じていた。
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