.。.:*Distant memory.。.:*
「…………何度言えばわかんだよ…お前は………」

「リオ………」

そして、リオンは真剣な眼差しで
「確かに俺らは他人だけどな…。知り合った以上……他人じゃねぇんだよ……」
「っー……でも、お父様やお母様はもうっ……」
「……お前はまだいい。…俺なんて、自分の親が誰かなんて………わかんねぇし」

「えっ…………?」


そしてリオンは自分の過去について話し出す。
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